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更新日:2025年12月16日
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ガソリン販売価格が全国的にも常に高く、ガソリン価格について不信を抱いています。県から公正取引委員会へ調査を依頼してほしいです。(2025年11月28日)
経済産業省が2025年12月10日発表した12月8日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの山形県の平均価格は、前の週から70銭安い、170円40銭で、4週連続の値下がりとなりました。都道府県別では長野県に次いで4番目、東北では一番高くなっています。
ご意見のありましたガソリン価格については、各小売事業者が自由競争の原則に基づき、需給の動向や各種コスト、利益等を総合的に考慮して価格を決定しています。
国の関係機関からは、本県では、ガソリンスタンドが製油所や油槽所から遠く、輸送コストがかかることに加えて、人口の少ない地域ではガソリンスタンド当たりの取扱量が少ないことなどから価格が高くなる傾向にあると聞いています。
山形県は、1販売所当たりの取扱量は東北では最も少なくなっています。
政府は、暫定税率廃止に伴う急激な価格変動による流通の混乱を抑えるため、ガソリンなどへの定額補助制度を段階的に拡充しており、価格にもその効果が表れています。
ガソリン価格が不当に調整されるなど、独占禁止法に抵触する可能性のある事業などについての調査権限は、県ではなく、国の機関である公正取引委員会にあり、調査実施についての判断も同委員会が行うことになります。
本県あてにご意見をいただいていることは、国の関係機関へ伝えています。
今後も、石油製品小売価格の推移や政府の動向を注視してまいります。(2025年12月15日その他)